急にお金が必要な時、担保や保証人なしで借りれるカードローン。
とても便利ですが、利用するには審査に通らなければいけません。
しかし、2010年の早稲田大学の調査によると、消費者金融での借入の成約状況は、希望通りの融資を受けれなかった割合が5割を超えているという結果が出ています。
さらに、減少傾向にあった自己破産の申請が2016年に増加に転じたことで、多重債務の増加を懸念した日本弁護士連合会(日弁連)が、総量規制の対象外である銀行カードローンにも過剰融資を防ぐ対策を求めました。
それを受けた銀行も2017年4月から、過剰融資を防ぐ対策に乗り出し、カードローンの借入はますます厳しくなったのです。
そのせいか、せっかく申し込みをしたのに、審査に通らずにお金が借りれなかった・・・なんてこともよく聞きます。
そこで、このページでは、審査に通らない原因や理由を詳しく紹介したいと思います。
- 通らない本当の理由は教えてくれない?考えられる理由とは
- 信用情報に傷がある!ブラックは通らない?返済履歴は重要
- 初めて申し込むのに通らない!信用情報に履歴がないのが原因?
- 短期間に複数社への申し込みや借り入れをすると通らない
- 奨学金の滞納で審査に通らない?奨学金もカードローンに影響する
- 総量規制に達してないのに通らない!総量規制は目安にすぎない
- 年収が低いと通らない?審査に通る年収の目安とは?
- 家族がブラックでも関係ない!でも専業主婦は影響がある?
- 「弊社の規定に沿わない」は社内ブラックかも?過去の事故が原因?
- 自己破産の免責後10年たつのに通らない!原因は成約残し?
- 意外と盲点!入力ミスや書き損じで審査に通らないことも・・・
- 通らないとあきらめないといけない?通らないときの対処法
- どこの審査も通らない!それでも闇金融に手を出してはいけない
- 通らない原因は必ず本人にある!属性・信用情報は改善できる
通らない本当の理由は教えてくれない?考えられる理由とは
カードローンの審査に通らなかった時に、落ち込むのはもちろん、審査に通らなかった原因がなにか、とても気になりますよね。
しかし、残念ながらどこのカードローン会社も、審査に通らなかった理由は、決して教えてはくれません。
でも、考えられる理由はいくつかあります。
審査に通らなかった時に考えられる理由は、以下のようなことがあげられます。
審査に通らないと考えられる理由
- 信用情報に自己破産や債務整理の情報(いわゆるブラック)
- 信用情報に遅延・延滞が多い
- 信用情報機関に情報がない(いわゆるクレヒスがない)
- 社内ブラック
- 成約残し
- 奨学金の滞納
- 申し込みブラック
- 在籍確認がとれない
- 他社借入が多い
意外とたくさん審査に通らないと考えられる理由がありますね。
それぞれについて章ごとに詳しく紹介したいと思います。
信用情報に傷がある!ブラックは通らない?返済履歴は重要
カードローンの審査で必ず行われる、信用情報の照会で審査の可否が決まると言ってもいいくらい、信用情報機関に登録されている情報は重要です。
その情報の中でもっとも重視されるのは、遅れずきちんと返済されているかどうか。
カードローン会社にとって、カードローンの申し込みが初めての人が、ちゃんと返す人かどうかがわからないですよね。
そのため、クレジットカードや住宅ローン・自動車ローンなどお金の貸し借りに関する情報が登録されている、信用情報を確認して返済能力を審査しているのです。
その時に、延滞や債務整理・自己破産といったいわゆるブラックといわれる情報の登録があると審査には通りません。
ただし、遅延の場合は1度や2度の登録なら審査に不利になるくらいですが、毎月遅延であったり、何度も遅延を繰り返しているような場合は、審査に通らない可能性が高いです。
信用情報の登録は、借入先によって違う国が指定する3つの信用情報機関に登録されますが、3つの情報機関は情報を共有しているので、嘘をついてもバレるので、正しく申告しましょう。
初めて申し込むのに通らない!信用情報に履歴がないのが原因?
初めてカードローンの申し込みをする人のなかには、クレジットカードの利用やローンを組んだことがない、いわゆる無借金の人もいて、信用情報機関に何の登録もない人もいますよね。
世間的には、無借金の人は、お金にきちんとした人で、借金がある人はお金にルーズな人というイメージがあるのですが、カードローンの審査においては、無借金の人は不思議なことにとても信用度が低く、審査に通りにくいのです。
その理由は、無借金の人は返済能力が判断できないから。
カードローン会社では、基本的に社会人になればクレジットカードを1枚くらいは所有すると想定しています。
そのため、無借金でクレジットカードも持っていない場合は、何の情報も登録されていないので、カードローンの申し込みが初めてでも、審査に通らないということも少なくないのです。
特に、30歳を過ぎて信用情報機関に何の登録もない場合は、さらに審査が厳しくなります。
なぜ30歳以上なのかというと、お金を借りれるようになる年齢と債務整理や自己破産の情報が登録されている期間によるものです。
お金を借りれるようになるのは20歳からです。
そして、債務整理や自己破産の情報の登録機関は、債務整理の場合は手続き後5年、自己破産の場合は免責後5~10年消えません。
そのため、30歳を超えて信用情報機関に何の登録もないと、過去に債務整理や自己破産をしていて、時間が経過して履歴が削除されているのではないかと判断されて審査に通らないことがあるのです。
ただ現金主義だったという人にとっては不本意かもしれませんが、もともと年齢が高くなるほどカードローンの審査は通りにくいといわれているので、仕方がないのかもしれませんね。
カードローン会社は借りて欲しいけれど、きちんと返してくれる人にしか貸したくないのはあたり前です。
30歳を超えていて信用情報に何の情報もない場合は、カードローンの審査より比較的審査が緩いクレジットカードを作って、信用情報機関に利用履歴を残すといいかもしれません。
短期間に複数社への申し込みや借り入れをすると通らない
カードローンを申し込む時に、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる的に、手当たり次第にカードローンの申し込みをしていませんか?
その行為、逆効果ですよ。
なぜなら、カードローンは、申し込みするだけでも信用情報機関に登録されるから。
信用情報機関には、照会日と契約日が登録されるだけで、審査に通過しなかった理由や審査に通過しているけれど契約はしなかったと登録されるわけではありません。
そのため、短期間の複数社への申し込みは、信用情報や申込内容に問題がないのに審査に通らなくなってしまう、いわゆる、申し込みブラックになってしまうのです。
さらに、カードローン会社は、相当お金に困っている自転車操業に陥っている、多重債務を懸念するので、複数社への申し込みは、数撃ちゃ当たるどころか、逆に審査に通らない人になってしまうということ。
だから、信用情報に遅延や延滞・自己破産のマイナス情報を残してはいけないのはもちろん、短期間に複数社への申し込み履歴も残してはいけないのです。
どの信用情報機関も、申し込み履歴は照会日から6ヶ月間は登録されます。
その期間に何度申し込みをしても審査には通らないので、6ヶ月以上たってから再申し込みしましょう。
また、申し込みブラックにならないための同時期の申し込みの目安は、2社くらいです。
奨学金の滞納で審査に通らない?奨学金もカードローンに影響する
カードローンの申し込みを考えている人のなかには、奨学金を利用しているまたは利用していたという人もいると思います。
そんな人のなかには、奨学金を借金と思っていない人や親の借金だと思っている人もいるのでは?
しかし、奨学金は学生本人が借りたもので、親ではなく自分の借金です。
そのため、奨学金の返還をしないでいると、審査に通らないこともあるのです。
なぜなら、奨学金の利用も信用情報機関に登録されているから。
奨学金の返還状況は、2008年の11月まではどこの信用情報機関にも登録されていませんでした。
しかし世間では、借り過ぎによるトラブルや多重債務者の急増による借金を苦にした自殺者が相次いでいることが社会問題になっていました。
そのため、奨学金の返還開始後に、ローンの過剰貸付や多重債務になることを懸念した独立行政法人日本学生支援機構では、その防止のために2008年(平成20年)11月に、全国銀行個人信用情報センターに加盟したのです。
日本学生支援機構では、3ヶ月以上延滞すると延滞情報を上記の信用情報機関に登録するようになったので、奨学金を返還していないと審査に通らないこともあるということです。
奨学金の返還は学生中からではなく、貸与期間終了の翌月から数えて7ヶ月目から開始されるので、うっかり忘れている人もいます。
しかし、奨学金の返還をしないでいると、カードローンの申し込みだけでなく住宅ローンや自動車ローンなどにも影響するので、奨学金の返還もきちんとしないといけませんね。
総量規制に達してないのに通らない!総量規制は目安にすぎない
カードローンの申し込みの時に気になるのが「総量規制」
総量規制とは、2006年の法改正後2010年に導入された、借り過ぎ貸し過ぎを防ぐためにできた法律で、貸金業者からの貸付可能額を、年収の3分の1までと制限を設けたもの。
年収の3分の1までというのは、消費者金融や信販会社のような貸金業者からの借入金額の合計で、1社につき3分の1ではありません。
カードローンの申し込みをした人のなかには、総量規制の制限に達していないのに、審査に通らなかったと思っている人もいるのでは?
しかし、総量規制の借入制限は「借りれる金額」ではなく、あくまでも年収に対して貸付できる金額の目安。
たとえば、年収が300万円なら、総量規制の制限額は100万円までです。
しかし、初めてカードローンの申し込みをした時の利用限度額は、どこのカードローン会社も低めに設定されることが多いので、希望額に足りないこともあります。
そういった場合に、他社のカードローンに申し込みを考える人もいますよね。
その時に、最初の会社の利用限度額が50万円だったから、まだ50万円はどこかで借りれると思いがちですが、必ずしも50万円の利用限度額になるわけではありません。
総量規制の制限額に達していない場合でも、信用情報の照会や申込内容によっては、審査に通らないこともあるということです。
総量規制は、あくまで貸す側が年収の3分の1まで貸し付けてもいいということで、借りる側が3分の1借りれるという法律ではないので、あくまでも目安と考えましょう。
年収が低いと通らない?審査に通る年収の目安とは?
総量規制で年収の3分の1までしか借りれないんだったら、年収が低いと審査に通らないんじゃないかと、不安に思った人もいると思います。
でも大丈夫です。
カードローンの申し込みの条件は「安定した継続する収入のある人」ですが、特に年収の下限はありません。
ただし、銀行では年収200万円を基準にしているところが多く、消費者金融の場合は、総量規制の制限額が年収の3分の1までなので、年収は希望借入金額の3倍以上くらいが目安です。
また、属性といって、年収の他にも勤続年数・家族構成・他社借入の有無など、個人のそれぞれの情報内容をスコアリング(点数化)する審査があります。
そのため、スコアリングの合計点数も審査に影響があるので、年収に下限はありませんが、スコアリングの合計点数が低いと審査には不利といえます。
たとえば、実家暮らしで年収200万円の人と、一人暮らしで年収200万円の人なら、生活費の負担が少ない実家暮らしの人の方が審査に通る確率が高いです。
しかし、実家暮らしで年収200万円・借入金額が20万円ありとなると、グッと審査に通る確率は落ちるのということ。
自分が貸す側だとしたら、すでに借入がある人に貸すのは不安ですよね。
カードローン会社も同じなのです。
年収は返済能力を判断する要素の1つではありますが、他の審査項目の審査内容によっては年収が高くても審査に通らないこともあるので、年収が低いからといって申し込みをあきらめることはありません。
ただし、年収の低い人の場合は、希望借入金額を低めに申し込むことをおすすめします。
家族がブラックでも関係ない!でも専業主婦は影響がある?
「配偶者が結婚前に自己破産をしている」「親が債務整理をしている」など、同居家族がブラックだと自分もカードローンの審査に通らないんじゃないかと不安に思っている人もいるのでは?
でも、心配いりません。
カードローンは申込者本人の信用情報や属性などの審査に基づいて借りれるローンなので、同居家族がブラックでも、申込者に問題がなければ借りることは可能です。
しかし、専業主婦(主夫)の場合は、配偶者がブラックだと借りれないでしょう?と思った人は多いはず。
この場合も、心配いりません。
カードローンの審査は、あくまでも申込者本人の信用に基づくものなので、申し込みの際に入力・記入するのは、申込者本人の情報だけなので、配偶者がブラックでも申し込みは可能です。
ただし、専業主婦の人自信が、自分名義のクレジットカードの支払いや過去に債務整理や自己破産などをしていると、審査に通らないことはあります。
「弊社の規定に沿わない」は社内ブラックかも?過去の事故が原因?
信用情報も申込内容も何の問題もないのに「弊社の規定に沿わないので・・・」と審査に落ちることがありますが、その会社で過去に返済事故をおこした心当たりはありませんか?
カードローン会社では、信用情報機関への登録とは別に、社内の顧客リストがあります。
信用情報機関への登録は登録内容によって登録期間が決まっていますが、社内の顧客リストは期間に定めはありません。
そのため、過去に返済事故をおこしたことのあるカードローン会社の場合は、信用情報機関に情報がなくても審査に通らないことがあるのです。
さらに、過去に返済事故をおこしたことのある人の場合は、銀行カードローンの申し込みをした時に審査に通らないことがあります。
その理由は、銀行カードローンの保証会社のほとんどは、消費者金融やクレジットカード会社・信販会社のような貸金業者のことが多く、保証会社も審査をするから。
そのため、過去に返済事故をおこした人が、銀行カードローンに申し込むと審査に落ちることがあるのです。
カードローン会社からしてみれば、1度返済事故をおこしたことのある人は、また返せなくなるかもしれないので貸したくないと思うのは当然ですよね。
過去に返済事故をおこした人が銀行カードローンに申し込む場合は、まず保証会社を確認することをおすすめします。
自己破産の免責後10年たつのに通らない!原因は成約残し?
カードローンの審査では、過去に債務整理や自己破産など、信用情報に「異動」情報が登録されていると審査に通過しないのですが、これらの情報は未来永劫登録され続けるわけではありません。
一番悪いブラック情報は自己破産ですが、自己破産の情報は免責決定日から5~10年を超えない期間、信用情報機関に登録が残ります。
ただし、この期間がたてば、基本的には自動的に情報は削除されます。
しかし、自己破産をした場合は「異動」となっている情報を破産免責がおりた時点で「完了」と、登録を訂正しないと自己破産したことにはならないのです。
自己破産したことにならないということは、延滞が続いている状態ということになるので、自己破産後に情報登録機関を経過してからカードローンの申し込みをしても、審査に通らないことがあるのです。
このように、自己破産をしたのに、情報が訂正されずに延滞のまま残っている状態のことを「成約残し」といいます。
この成約残しの情報が登録されている限り、信用情報はずっとブラックのままなのです。
成約残しの原因は以下のようなことが考えられます。
成約残しの原因
- 破産免責決定通知書は通常、裁判所から債権者に送付されるが、一部の裁判所では送付していないため、業者が知らずに残ってしまっている
- 自己破産を依頼した弁護士が債権者に通知書を送っていない
- 裁判所と弁護士両方の送り忘れ
- 債権者側の社内システムへの入力もれ
- 債権者が故意に残している
しかし、成約残しになっていることに気づいても、信用情報の登録は、情報を登録した業者でないと訂正や削除することができません。
でも、登録期間が過ぎてから、新たにクレジットカードやカードローンの申し込みを考えている人もいますよね。
成約残しに気づいたら、破産免責決定通知書を用意して、登録がそのままになっている業者に、登録の訂正または削除を依頼しましょう。
その時に気をつけないといけないのが、日付けです。
この場合は、訂正・削除の依頼をした日ではなく、破産免責決定通知書に書かれている日付けにさかのぼって、訂正・削除してもらわないといけません。
自己破産をした人は、免責がおりた後、まず自分で信用情報の開示をしてみることをおすすめします。
意外と盲点!入力ミスや書き損じで審査に通らないことも・・・
審査に通らないのは、信用情報の登録内容のためだけではありません。
意外と盲点なのが、入力ミスや変換ミス・記入モレなどの申込内容の間違い。
カードローンは、申し込みも利用も本人しかできません。
そのため、必ず本人確認や申込内容の確認が行われるのですが、その時に入力・記入ミスがあると、審査に通らないことがあるのです。
インターネットで申し込みをして入力モレの場合は、入力モレがあると先に進めないので、心配ないのですが、文字の変換や入力ミスは、自分で気づかない限り間違った情報で申し込むことになるので、審査に通りません。
インターネット申し込みで特に多いのが、生年月日の間違い。
自分のことだから間違うはずがないと思いがちですが、カードローン会社によっては、生年月日の数字を自分で入力せずに、▼をクリックすると西暦や数字を選べるようになっているフォーマットのところがあります。
1段ずれていることに気づかずに申し込みをして、審査に通らないことも・・・
申込書に記入する場合は、記入モレに注意しましょう。
カードローンの審査では、入力・記入ミスは訂正することができないので、その情報のまま審査されるので、申込内容に嘘があると判断されてしまいます。
申込内容を送信する前または申込書を送る前にしっかり確認してから申し込みましょう。
通らないとあきらめないといけない?通らないときの対処法
さまざまな通らない理由を紹介してきましたが、それでもあきらめられないという人もいると思います。
そんな人のために、対処法を紹介したいと思います。
自分にあてはまる対処法を参考に、あきらめずに申し込んでみて下さい。
信用情報に遅延・延滞・自己破産などのブラックの情報がある場合。
- 遅延や延滞はできるだけ早くその状態を解消しましょう。
- 奨学金を借りている場合は、奨学金の返還をしましょう。
- 短期間に複数社の申し込みは避けましょう。
信用情報からマイナス情報が削除されるのは以下の期間です。
自己破産以外のマイナス情報が登録されている場合は、その状態を解消後、遅れずに返済を続けることが大事です。
マイナス情報が削除されるまでの期間一覧
株式会社 日本信用情報機構(JICC) | CIC | 全国銀行協会 (JBA | |
---|---|---|---|
株式会社 日本信用情報機構(JICC) | 照会日から6ヶ月間 | 記載なし | |
株式会社 日本信用情報機構(JICC | 延滞中はずっと。延滞を解消した場合は解消した日から1年を超えない期間 | 延滞中はずっと。 代位弁済など延滞状態から異動になった場合は、その日から5年を超えない期間 | 延滞中はずっと。 代位弁済など延滞状態から異動になった場合は、その日から5年を超えない期間 |
株式会社 日本信用情報機構(JICC)株式会社 日本信用情報機構(JICC) | 発生日から5年を超えない期間 | 発生日から5年を超えない期間 | |
債務整理の依頼が受理された日から5年 | 弁護士や司法書士に個人再生や任意整理などの債務整理を依頼した場合は、事故情報として記載されない。 | ||
自己破産 | 免責決定日から5年を超えない期間 | 免責決定日から5年を超えない期間 | 手続き開始決定の日から10年を超えない期間 |
マイナス情報が削除されるまでの期間一覧
株式会社日本信用情報機構(JICC)
- 申し込み
申し込み日から6ヶ月 - 延滞
延滞中はずっと。延滞を解消した場合は解消した日から1年を超えない期間 - 代位弁済
発生日から5年を超えない期間 - 債務整理
債務整理の依頼が受理された日から5年 - 自己破産
免責決定日から5年を超えない期間
CIC
- 申し込み
照会日から6ヶ月間 - 延滞
延滞中はずっと。
代位弁済など延滞状態から異動になった場合は、その日から5年を超えない期間 - 代位弁済
発生日から5年を超えない期間 - 債務整理
弁護士や司法書士に個人再生や任意整理などの債務整理を依頼した場合は、事故情報として記載されない。 - 自己破産
免責決定日から5年を超えない期間
全国銀行協会(JBA)
- 申し込み
記載なし - 延滞
延滞中はずっと。
代位弁済など延滞状態から異動になった場合は、その日から5年を超えない期間 - 代位弁済
発生日から5年を超えない期間 - 債務整理
弁護士や司法書士に個人再生や任意整理などの債務整理を依頼した場合は、事故情報として記載されない。 - 自己破産
手続き開始決定の日から10年を超えない期間
申し込み時に入力・記入ミスをした場合
申し込み時に入力・記入したことは、たとえミスでも審査では「嘘」とみなされます。
ミスに気づいた時は、すぐに申込先に電話をして、早めに対処しましょう。
そして、申込内容は絶対に嘘をついてはいけません。
初めての申し込みで落ちた場合
クレジットカードの支払状況を見直しましょう。
クレジットカードを持っていない時は、クレジットカードを作って履歴を作りましょう。
また、希望借入金額は年収に見合った金額より少なめに申し込みましょう。
どうしても多額の金額を希望する場合は、収入を上げるしかありません。
総量規制の制限額に達していない場合
6ヶ月以上の利用実績を作ってから、既契約のあるカードローン会社に増額の申し込みをしてみましょう。
信用情報・申込内容ともに問題がないのに銀行カードローンに通らない場合
過去に取引があったクレジットカードや家賃保証会社を利用して賃貸契約をした時に、事故がなかったかを確認しましょう。
成約残しがある場合
まずは自分で、自己破産をした債権会社の信用情報機関で情報の開示をしましょう。
情報に間違いがあれば、債権会社に訂正・削除の依頼をしましょう。
どこの審査も通らない!それでも闇金融に手を出してはいけない
あらゆる対処法を試してみても、どこの審査にも通らないこともあります。
でも、だからといって、決して闇金融からお金を借りてはいけません。
審査に通らないと、審査のない闇金融の甘い誘いにのってしまうかもしれませんが、借りたら最後、法外な金利をとられ、執拗な取り立てに合うことになるのです。
審査に通らない時は、自分の家計を見直すチャンスです。
しっかり家計を見直して、審査に通るように生活を立て直しましょう。
通らない原因は必ず本人にある!属性・信用情報は改善できる
カードローンの審査に通らない原因は、すべて自分が作り出していて自分にあると思って下さい。
初めてカードローンの申し込みをする人にも何かしらの原因があるのです。
審査に通らないからと、あちこちに申し込みするよりも、過去にさかのぼって原因を探るほうが、カードローンの審査に通る近道です。
カードローンは、確かに急にお金が必要になった時には便利なカードです。
しかし、審査に通過しないことには借りられませんよね。
でも、カードローンは借金です。
審査に通らない時は「急がば回れ」です。
原因を探って改善できるところを改善すれば、審査に通るのですから、あせらず改善していきましょう。