毎月安定した収入と年に2回必ずボーナスがもらえる公務員。
倒産の心配のない公務員は、安定した生活が送れて、お金を借りることなんてないと思われてますよね。
でも、冠婚葬祭や急病など、急にお金が必要になることもあります。
そんな時に、素早く借りれて便利なのが、無担保で保証人のいらないカードローン。
公務員は、カードローンの審査で重視される「安定」で、どの職業よりも評価が高く、審査に通りやすい職業NO1!
しかし、カードローンの利用は誰にも知られたくないですよね。勤務先や家族にバレないかは、やっぱり不安。
そこでここでは、公務員がカードローンを利用する際に気になる、在籍確認の仕方や限度額や審査の基準などを紹介したいと思います。
バレずに利用するなら消費者金融?バレない在籍確認の仕方とは
カードローンの申込みをして、誰もが一番気になるのが「在籍確認」
「在籍確認の電話で職場に借入がバレないか」「できることなら電話しないで欲しい」など、職場に電話があることに抵抗がある人は多いはず。
でも、心配いりません。
貸金業法では「契約の事実を第三者に知らせては行けない」と定められています。
そのため、消費者金融では、社名を名乗ると契約の内容がわかってしまうので、在籍確認の電話は、必ず個人名でかけてくるのです。
銀行の場合は、銀行名でかかってきますが、電話に出た人にどんな用件かを言うことはないので、自分で言わない限り、カードローンの申し込みをしたと知られることはありません。
しかし、それでも気になるという場合は、電話での在籍確認が必須の銀行では無理ですが、消費者金融なら事前に相談すれば健康保険証や源泉徴収票などの書類で確認してもらえることもあります。
また、在籍確認の電話をしてくる人の性別や時間帯なども、希望があれば消費者金融でも銀行でも、要望に応えてくれるところもあるので相談してみましょう。
公務員はどんな職業よりも借りやすい?
公務員は、職業の中でも、1,2を争うくらい借りやすい職業になります。
その理由は、8つもあります。
公務員が借りやすいワケ
- よほどのことがないとクビにならない
- 公務員は返済率がとても高い
- 景気にあまり左右されない
- 職場が潰れる心配がない
- リストラの心配がない
- 収入が安定している
- 比較的年収が高め
- 離職率が低い
この8つの理由から見てもわかるように、カードローンの申し込み条件は「継続する安定した収入があること」なので、公務員はとても安定しているといえます。
さらに、必ず信用情報の照会をされますが、公務員の給料は税金で賄われているせいか、世間体を気にする人が多いので、公務員の人の返済率はとても高いのです。
継続する安定した収入があって、返済率がとても高いとなれば借りやすいのは当然といえますね。
公務員だからといって審査に必ず通るわけじゃない!審査基準とは
カードローンの審査は、職業の借りやすさがあるからといって、信用情報の照会や在籍確認なしで審査が行われるわけではなく、他の職業の申込者と同じ審査が行われます。
そのため、返済能力バツグンの公務員だからといって、必ず審査に通るわけではなく、信用情報に問題があれば審査には通りません。
公務員の場合は、申込内容のスコアリング(点数化)は、公務員というだけで他の職業に比べると点数が高いので、収入や職場情報よりも、信用情報の内容を重視されるのです。
ただし、同じ公務員でも自衛隊員や警察官・消防士といった危険な職種に従事している人の場合は、一般の公務員よりも審査に通りにくいです。
それでも、安定・安泰の職業で、身分も国から認められているようなものなので、信用情報に遅延が1・2度あるくらいなら、他の職業の人よりは審査に通りやすいかもしれませんね。
公務員の初回利用限度額は低い?
公務員なら初めて申し込む場合でも、高い利用限度額が期待できると思っていませんか?
残念ながら、利用限度額は年収や他社借入金額・件数によって決まり、公務員だからといって特別に利用限度額が高くなるわけではありません。
そのため、初めての利用限度額は、他の職業の人と同様に公務員であっても10~50万円になることが多いです。
ただし、信用情報に問題がなく他社借入がない場合は、希望借入金額が50万円以上であっても、公務員だと借りれる可能性が高くなります。
しかし、総量規制という年収の3分の1までの借入制限は公務員も同じで、制限額を超える金額を借りれるわけではないため、他者借入がある場合は借りれないこともあります。
公務員なら初回限度額が低くても増額が早くできる?
初めてカードローンの申し込みをした人の利用限度額は、どの職業の人でも最初はあまり高くありません。
それは、公務員でも同じです。
しかし、希望借入金額よりも低い金額しか借りられない時に「他で借りようか?」「増額できないか?」と考える人もいますよね。
そんな時は、多重債務になる危険もあるので、他で借りることを考えるよりも、増額してもらうことをおすすめします。
ただし、増額にも審査があり、ある程度の利用実績がないと増額審査に通るのは難しいです。
「どれくらいの利用実績が必要なの?」と思いますよね。
利用実績の目安は、6ヶ月以上の継続した利用と返済実績。
また、利用状況が良い人には、カードローン会社から「増額ができます」と通知されることがあります。
ただし、絶対通知されるわけでも、通知を待っていないといけないわけでもないので、急ぐ場合は自分から申し込みましょう。
通常は、この目安を過ぎていれば、信用情報の登録内容に借入先が増えていたり、遅延や延滞がなければ、増額審査の申し込みをしても通る可能性が高くなります。
それが、公務員の場合は、返済状況に問題がなければ、この目安期間よりも早いタイミングで増額してもらえることもあるのです。
カードローンの増額審査は、新規で申し込みをした時よりも厳しくなるので、遅延や延滞・他社借入をしないようにしないと、審査に通るのは難しくなるので注意しましょう。
多重債務に陥っても公務員はおまとめローンに通りやすい?
「希望借入額が低かったから」「生活費が少し足りない」「クレジットカードでもキャッシングしてしまった」と、あちこちで借りて、気づいたら多重債務に陥っていたという人は意外と多いです。
そんな時に、借入を1つにまとめることができるのが「おまとめローン」
1つにまとめることができれば、管理がしやすくなり、月々の返済金額をおさえることや金利を下げることもできるので、とても便利で助かりますよね。
しかし、おまとめローンは、すでに借入している金額を1つにまとめるわけですから、まとめてくれる会社にとってリスクの高いローンということもあり、カードローンよりも審査はかなり厳しいと言われています。
そんなおまとめローンの審査でも、景気に左右されない安定した職業である公務員の場合は、他の職業よりも比較的通りやすいので、公務員の人で多重債務化してしまっている人は、債務をそれ以上増やす前におまとめローンを検討することをおすすめします。
公務員専用のカードローンがある?公務員専用で借りるメリット
お金を貸す側にとっては、できるだけ安定した職業で返済能力の高い人に貸したいですよね。
そういう意味でも公務員は、安定性も返済能力もバツグンに高いので、地方銀行や信用金庫・信用組合では、公務員専用のカードローンがあるところもあります。
公務員専用のカードローンは、一般のカードローンに比べて金利がとても低いのが魅力。
ほとんどのところが最大500万円まで借りれて、金利は低いところだと年率2.0%、高いところでも年率5.8%ととても低いのです。
また、職業によって加入する健康保険が違いますが、公務員が加入する共済保険では、貸付事業をしているので、低金利で借りることができます。
しかし、共済保険で借りれるお金は資金使途が決まっていることと、職場に借入がバレるのが嫌だからと、気軽に借りれるカードローンを利用する人が多いようです。
公務員の中でも職種により違う!審査に有利な職種とは?
一言に公務員と言っても、国家公務員や地方公務員・キャリアと言われる人やノンキャリアの人と公務員のなかでも、審査に有利な方、そうでない方がいらっしゃいます。
公務員になるには、試験を受けて通らないといけませんが、そのなかでも上級試験の合格者で中央省庁に勤務している国家公務員が最も借りやすく、次いでノンキャリアの国家公務員・地方公務員の順に借りやすいと言われています。
ただし、自衛隊員は借りる人はあまりいません。
その理由は、自衛隊員は借財を良しとされていないため、借入が隊にバレると返済計画の指導や、貯金を持っている場合は貯金での返済の指導が行われるから。
また、多額の借金が発覚すると家族を交えての返済の指導やカウンセリングを受けることになるので、在籍確認があるカードローンを借りる気にはならないのかもしれませんね。
公務員は借りやすいからこそ返せる金額を上手に借りよう
お金を借りやすい公務員は、貸す側からすると借りて欲しい相手といえます。
そのため、よほどあちこちから借りていたり、信用情報にキズがついていない限り、ほぼ審査に通るといってもいいくらい、他の職業に比べてダントツに借りやすい職業なのです。
しかし、借りやすいということは、多重債務に陥りやすいということでもありますす。
公務員は借りやすいからこそ、自分でしっかり計画を持って、返せる金額だけを借りるようにしないといけませんね。