カードローンには有効期限があるというのはご存知ですか?カードローンの契約期間が終了すると利用できなくなります。
いざ利用する時に利用できないと困りますよね。
契約期間はどれくらいなのか?契約期間はどのように更新されるのか?更新に必要なものがあるか?など契約期間について紹介します。
カードローンの契約期間とは?

カードローンを利用する時に、契約時に必ず渡されるのが「契約内容確認書」
そこには、審査によって決まった利用限度額や利率・利用規約などが記載されていて、契約日より◯年間この内容で契約しましたということが書かれています。
契約期間の間に利用限度額や利率が変わることはありません。
ただし、遅延や延滞が続いたり、規約以外の利用の仕方をすると、契約期間中でも強制解約されることもあるので、注意が必要です。
契約期間と返済期限は別物
契約期間とよく勘違いされるのが「返済期限」ですが、返済期限と契約期間は意味がまったく違います。
返済期限は借入したお金をいついつまでに返済してくださいというもので、借入をした時の金額によって決まるものです。
契約期間は、たとえ借入をしていなくても、最初に決まった期間が変わるわけではなく、契約日から決まった期日までです。
借入保証期間ではないので、必ず借りれると保証しているわけではありません。
ただし、契約期間は契約を解除してはいけない期間ではないので、契約期間中に解約してもペナルティはないので、利用しないのであれば解約しても大丈夫です。
契約更新には審査がある
カードローンの契約期間の更新は特別な手続きは必要ありませんが、カードローン会社は必ず申込時と同じように審査を行っています。
短期間で借入件数や金額が増えている場合や、遅延・延滞を繰り返している場合などは、契約更新を見合わされることもあります。
審査は基本的には信用情報の照会ですが、カードローン会社は必要であれば収入証明書類や本人確認書類などの提出を求めることができます。
転職をしている場合は、在籍確認をされることも・・・
審査は申込時だけではありません。無計画に借りていると契約更新をしてもらえないこともあるので、カードローンの利用は、無理のない借入で遅れず返済しましょう。
契約期間が自動更新されないときはどんなとき?

カードローンの契約期間は、クレジットカードでいう有効期限と同じですが、カードローンの場合は、クレジットカードのようにカードの表面に有効期限が記載されていません。
そのため、契約期間が満了すると、何も問題がない限り、自動更新されていき、更新されたという連絡もありません。
また、クレジットカードのようにカードに有効期限が記載されていないので、更新したからといって新しいカードが送られてくるわけではありません。
そのため、更新されずにある日突然利用できなくなることもあるのです。
では、更新されない時はどんなときなのでしょう?
更新されないのは以下のような時です。
ただし、たとえ更新されたとしても、新たな借入先が増えていたり利用状況によっては、利用限度額を減額されたり、追加の借入ができなくなることもあります。
また、支払い事故で更新されない場合は、更新されないという通知ハガキが届くので、家族にバレることもあるのです。
契約期間中なのに利用できない!?
契約期間中でも利用できなくなることがあります。
カードローン会社は、定期的な信用情報の照会が義務付けられていると言いました。
一昔前に、借金を苦にした自殺者が相次いだことで、多重債務者を増やさないため、借り過ぎ・貸し過ぎを防止するために借りれる金額に制限を設けました。
そのため、カードローン会社は、定期的に信用情報の照会をして、借入先が増えていたり、借入金額が増えている場合や、借りては返すを繰り返しているような人への貸し出しの規制・契約期間の更新の見合わせをしています。
制限を超える貸し出しをすると、カードローン会社は厳しい罰則をうけるため、契約途中であっても、利用停止や利用限度額を減らしたりすることもあります。
ローンカードの有効期限が切れたら?

ローンカードだけを作って、1度も利用せずに持っているだけという人も結構いると思います。
使ってないローンカードは利用できるの?有効期限が終了してる?と、利用できるのか迷っている人もいますよね。
そんな使ってないローンカードは、解約手続きをしていなくて、契約期間が自動更新されていれば利用できます。
ただし、何年も使われていないと自動更新されないこともあります。
暗証番号を覚えている場合は、1度利用してみるといいでしょう。
利用できない場合は、カードローン会社に確認が必要で、その場合は申込時と同じように審査を受ける必要があります。
ローン契約期間内に全額返済できない!?
カードローン契約期間内に全額返済できないこともありますよね。
そんな時、残金は一括で返済しないといけないのって思った人もいるのでは・・・?
でも、大丈夫。
カードローンの契約期間は、何も問題がなければ自動更新されるので、契約期間が過ぎるから払い切らないといけないということはありません。
返済は更新前と同じようにすれば問題ありません。
契約更新の際も特別な手続きは一切必要なく、更新されたことがメールや書面で届くので保管しておきましょう。
カードローンの強制解約って何?
カードローンを利用していて「強制解約」になったら、信用情報がブラックになったということです。
強制解約は契約終了とほぼ同じと思っている人もいますが、契約終了と強制解約では、天と地ほどの差があります。
強制解約も契約終了も遅延や延滞などが原因のため、同じようなイメージなのですが、強制解約は「悪質」な場合に、契約期間に関係なく解約になり借入金も一括請求されます。
契約終了は、更新はしませんよということだけなので、返済はそれまで通りにしていけばいいのです。
では、強制解約になるのはどんな状況の時なのでしょう?
強制解約になるのはこんな時
また、強制解約は突然解約されるわけではありません。何度も電話や催促状で入金をうながされているはずです。
それらの電話や催促状を無視すると、悪質とみられ強制解約になるのです。
契約終了と違い返済事故情報なので、クレジットカードや他のローンも組めなくなります。
強制解約になると大変ですので、そうならないよう、支払いが遅れたり支払えない場合でも、カードローン会社に相談しましょう。
待ってもらえたり、利息だけの支払いにしてもらえることもあります。
返済出来ない時は連絡をした方がいい?
カードローンを利用するうえで何よりも大事なことは、返済期限を守ること。
いくら返済していても、ちょくちょく遅れる人は、要注意人物としてみられています。
返済は遅れないのが鉄則ですが、返済期日に遅れそうな時や遅れた時は、放っておかずに必ずカードローン会社に連絡してください。
カードローンは、返済期限を守ることで契約期間更新につながり、便利に利用できるのです。
1度や2度遅れたからといって、強制解約になることはありませんが、信用は下がります。
カードローンを便利に賢く使うには、計画的に返済期限を遵守して契約期間を更新していくことです。
正しく利用していれば、契約期間は自動的に更新されるので、契約期間は無期限といえますね。