限度額内なら繰り返し何度でも使え、急な出費にも素早く対応できるカードローン。
とても便利ですが、使う上で重要なのが「返済」です。
目的も使い方も自由なので、どんな使い方をしてもいいのですが、決まった日に決まった金額を必ず返済しないといけません。
しかし、急な出張や冠婚葬祭・病気などで返済が難しくなることも・・・
そんな時「返済できなかったらどうなるの?」「どうしても返せない時はどうすればいいの?」「返済方法や返済可能時間は?」など、とても心配になりますよね。
そこでここでは、返済の仕方や方法など、カードローンの返済について詳しく紹介したいと思います。
- カードローンは返済が大事!遅れてはいけない約定(やくじょう)返済とは
- 返済日と返済方法は選べる?自分が守れる返済日にしよう
- 返済金額はどうやって決まる?返済金額の決まり方
- 返済日に間に合わない!足りない!返済日を遅らせたり減額できる?
- 返済が遅れると利用できなくなる?遅れた時の対処法
- 入金したのに支払い事故に?引落としや振込みには時間制限がある
- 初回の返済はいつから?返済の開始日は初回借入日で決まる?
- 利息は日割り!約定返済額の元金部分を増やすには期日前返済
- 元金を減らさないと借金が減らない!余裕がある時は随時返済を
- うっかり忘れると大変!返済日が近づくとメールで教えてくれる?
- カードローンの利用は忘れず返済が鉄則!かしこい返済で便利に活用
カードローンは返済が大事!遅れてはいけない約定(やくじょう)返済とは
カードローンは、使用目的も自由で担保も保証人もいらない、とても便利なローンです。
その便利なカードローンを利用するうえで、必ず守らないといけないのが「約定(やくじょう)返済日」
約定返済日とは、毎月1度、決められた(決めた)日に決められた金額を、必ず返済しないといけない日のこと。
借りたものを返すのはあたり前のことですが、特にカードローンでは、約定返済日を守ることが重要で、信用情報に大きく影響します。
たとえ約定返済日以外に繰り上げ返済をして借入が減ったとしても、約定返済日の返済が遅れたり返済をしなければ、信用情報に傷がつくのです。
信用情報は返済能力を確認するための重要な情報。
そのため、傷がつくと利用限度額を減額されたり、最悪の場合は強制解約になることもあるので、返済能力の信用度を上げることは大事なことなのです。
約定返済日を守ることこそが、返済能力の信用度を上げる唯一の方法といえます。
信用度が上がると、利用限度額をアップしてもらえたり、金利を下げてもらえることもあるので、遅れずきちんと返済することが、カードローンを上手に賢く使うコツです。
返済日と返済方法は選べる?自分が守れる返済日にしよう
約定返済日は、カードローン会社ごとに違い、自分の都合のいい日にちを選べるところもあれば、カードローン会社が決めた日にちのところもあり、さまざまです。
カードローン会社によって違う約定返済日は、返済方法によって日にちが違うところもあります。
返済方法は以下の3つ。
カードローンの返済方法の種類
- 35日ごとのサイクル制
- 約定日制(毎月指定日)
- 口座振替
それぞれの返済方法について詳しく見てみましょう。
35日ごとのサイクル制とは
35日ごとの返済は、専用カードを使ってATMまたはインターネットバンキングでの振り込みのどちらかの方法で、自分で入金して返済していく方法です。
初めての借入の時は、初回借入日の翌日から数えて35日目までが返済日になり、初回返済後は、返済をした翌日からまた35日目までが返済日といった具合に、返済をするごとに35日ごとの返済を繰り返していきます。
35日の間に1度返済をすればいい返済方法なので、毎日が約定返済のようなもの。
そのため、特に約定返済日が決まっていないので、自由に返済したい人には便利な返済方法です。
ただし、日にちが決まっていないだけに、しっかり管理しないと、気付いたら遅延になっていたということもあるので、お金にルーズな人には不向きな返済方法といえます。
また、追加で借入をしても、返済日は延長されないので、追加で借入した日から35日目までとはならないので注意しましょう。
約定日制(毎月指定日)とは
自分の都合のいい日、または幾日かの決まった日にちから選択して約定返済日を設定し、その決めた日に返済していく方法です。
約定日制の返済は、専用カードを使ってATMからの返済か、インターネットバンキングからの振り込みによる返済になります。
口座振替とは
口座振替の返済は、契約時に引き落としを希望する口座、またはカードローン会社指定の本人名義の金融機関口座の番号を登録して、毎月決まった日にちに自動引き落としで返済する方法です。
口座振替できる金融機関は、消費者金融の場合は特に決まっていません。
ただし、銀行の場合は、申し込みをした銀行の普通預金口座からしか引き落としできないところがほとんどです。
また、口座振替で返済を希望する場合は、契約時に引き落とし口座の登録をしないといけません。
自分が守れる返済日・返済方法にするためには
返済方法による返済の仕方はわかりましたが、返済日がいつなのか気になりますよね。
給料日が会社によって違うように、返済日は選べるところが多いですが、カードローン会社によって違います。
そのため、日にちによっては給料日の前のところもあり、返済がしにくいということもあるのです。
しかし、遅延や延滞は、返済能力の信用を下げてしまうので、自分が返しやすい返済方法で、忘れることなく返せる日にちを選ばなければいけません。
<h3カードローン会社ごとの約定返済日と返済方法一覧>
消費者金融
アイフル
- 返済日
・35日ごとのサイクル制
・約定日制〈自分の都合のいい日を1日設定〉
・口座振替〈毎月3日・26日・27日・28日のいずれかを選択、希望の金融機関から引き落とし〉
アコム
- 返済日
・35日ごとのサイクル制
・毎月指定期日(約定日制)〈自分の都合のいい日を1日設定〉
・口座振替〈毎月6日、希望の金融機関から引き落とし〉
プロミス
- 返済日
・約定日制〈毎月5日・15日・25日・末日から選択〉
・口座振替
〈三井住友銀行・ジャパンネット銀行以外の口座からの引き落としは毎月5日。
三井住友銀行・ジャパンネット銀行からの引き落としは毎月5日・15日・25日・末日から選択〉
SMBCモビット
- 返済日
・約定日制〈毎月5日・15日・25日・末日から選択〉
・口座振替
〈三井住友銀行・ジャパンネット銀行以外の口座からの引き落としは毎月5日。
三井住友銀行・ジャパンネット銀行からの引き落としは毎月5日・15日・25日・末日から選択〉
銀行
新生銀行
- 返済日
・約定日制〈自分の都合のいい日を1日設定〉
・口座振替〈毎月4日・27日のどちらかを選択、希望の金融機関から引き落とし〉
みずほ銀行
- 返済日
・口座振替〈みずほ銀行の普通預金口座のみ。毎月10日〉
三井住友銀行
- 返済日
・約定日制〈毎月5日・15日・25日・末日から選択〉
・口座振替〈毎月5日・15日・25日・末日から選択、三井住友銀行の口座から引き落とし〉
三菱東京UFJ銀行
- 返済日
・35日ごとのサイクル制
・毎月指定期日(約定日制)〈自分の都合のいい日を1日設定〉
・口座振替(自動支払い)〈三菱東京UFJ銀行の口座からのみ。自分の都合のいい日を1日設定〉
楽天銀行
- 返済日
・口座振替(自動引き落とし)〈毎月1日・12日・20日・27日から選択、希望の金融機関から引き落とし〉
ただし、新銀行東京・ゆうちょ銀行・大和ネクスト銀行からの引き落としは不可
オリックス銀行
- 返済日
・約定日制〈毎月10日・月末日のどちらかを選択〉
・口座振替〈毎月10日・月末日のどちらかを選択、希望の金融機関から引き落とし〉
ただし、ゆうちょ銀行・商工中金・農林中央金庫・オリックス銀行・セブン銀行・楽天銀行・イオン銀行等のネット系銀行・外資系銀行からの引き落としは不可
住信SBIネット銀行
- 返済日
・口座振替〈住信SBIネット銀行の普通預金口座のみ。毎月5日〉
返済金額はどうやって決まる?返済金額の決まり方
カードローンの月々の返済額は、カードローン会社によって違いますよね。
10万円を借りて月々2,000円のところもあれば、1万円のところもあります。
なぜそんなに返済額に差があるのでしょう?
それは、カードローン会社ごとに、最低返済額を決める基準が違うから。
最低返済額は、◯◯円~◯◯円の利用残高の場合は◯◯円といった具合に、金額ごとに返済額が変わる「残高帯」があります。
この残高帯の利用残高の幅と月々の返済額がカードローン会社によって違うため、最低返済額が違うのです。
たとえばアイフルの場合(50万円までを表示)
借入後残高 | 返済金額 | |
サイクル制 | 約定日制 | |
1円~10万円 | 5,000円 | 4,000円 |
10万1円~20万円 | 9,000円 | 8,000円 |
20万1円~30万円 | 13,000円 | 11,000円 |
30万1円~40万円 | 13,000円 | 11,000円 |
40万1円~50万円 | 15,000円 | 13,000円 |
『残高帯』
多くのカードローン会社では、残高帯によって返済額が決まりますが、アコムやプロミスのように、残高帯ではなく会社独自で定めている一定の割合があり、その割合を掛けた金額で最低返済額を算出しているところもあります。
また、残高帯は、会社によって10万円ごとや50万円ごとといった具合に、金額の幅が違うので、少ない金額を借りても月々の返済額が高くなるところもあるのです。
月々の返済額が大きいと早く返済できますが、無理なく返済できるのが一番です。
自分が借りたい金額はわかっているわけですから、カードローンの申し込みをする前に、月々の返済額がどれくらいになるか知って、自分に合ったカードローン会社を選ぶことをおすすめします。
返済日に間に合わない!足りない!返済日を遅らせたり減額できる?
カードローンの返済は、毎月遅れずに必ず返済するのが鉄則。
しかし、病気やケガで急に入院したり、予定外の出費がかさんで「どうしても返済日に間に合わない」「お金が足りない」という時もありますよね。
そんな時は、まずカードローン会社に電話で相談してみましょう。
「いつ入金できるのか」「いくらなら入金できるのか」など、相談にのってもらえます。
新生銀行カードローンレイクの場合は、会員ページから返済日や金額を変更することができます。
また、アコムでは最低返済額の返済も苦しいといった場合、一時的に利息以上の最少額での返済が可能です。
例えば、10万円を年率18.0%で借りると年間18,000円の利息がかかります。
最低返済額で返済していく時の返済額は3,000円で、30日間の利息は1,470円です。
(利息は返済するごとに減少していきます)
通常は3,000円の返済ですが、どうしても3,000円返せない時に、一時的であれば利息の1,470円以上を返済すればいいということ。
もちろん、遅れず返していけるのが一番いいのですが、どうしても返済が苦しい時もありますよね。
払えない時や足りない時は、迷ってないでカードローン会社に相談するのが、解決への近道です。
できるだけ早く相談することを、おすすめします。
返済が遅れると利用できなくなる?遅れた時の対処法
カードローンは、利用限度額内なら繰り返し何度でも借入ができる便利なカードです。
しかし、何度でも繰り返し利用できるのは、遅延や延滞をせずに利用している人だけ。
そのため、基本的にカードローンは、返済日に返済がないと自動的に追加の借入ができないようになっているのです。
返済が確認できれば利用できるようになるので、返済が遅れた場合は、まずカードローン会社に電話をして、どうすればいいかを確認しましょう。
いつ入金できるかを確認され、振り込む金額と振込先口座番号を教えてくれるので、伝えた入金日に遅れないように振り込みすれば、すぐに利用できるようになります。
ただし、カードローンの返済は1日でも遅れると遅延損害金が発生するので、遅延損害金を含んだ金額を振り込むことになります。
そのため、返済が遅れれば遅れるほど、遅延損害金の負担が増えるので、元金の返済が遅れていくのです。
返済が遅れるのはいけないことですが、遅れているのに連絡もせず放っておくのは一番やってはいけません。
遅延情報は信用情報に登録されるので、放っておくと遅延が延滞となり、最悪の場合は強制解約になることも・・・
気付いた時点ですぐに連絡すれば、最悪の事態は避けられるので、できるだけ早く連絡しましょう。
入金したのに支払い事故に?引落としや振込みには時間制限がある
カードローンの返済方法で一番便利なのが「口座振替」
自動引き落とし・口座引き落としともいわれ、指定した自分名義の銀行口座に入金さえしておけば、返済日に自動的に引き落とされるので、返済で失敗することがありません。
ただし、入金しておくことが大前提なので、うっかり入金を忘れた場合はもちろん、入金した時間によっては引き落としに間に合わないこともあるのです。
そのため、返済日のうちにちゃんと入金したのに、返済事故になることも・・・
でも、なぜ入金したのに返済事故になってしまうのでしょう?
その理由は、銀行によって口座振替の時間や回数が決まっているから。
銀行口座に入金すれば、24時間いつでも引き落としされると思っている人も多いのでは?
しかし、残念ながら、入金して随時引き落とされる金融機関は少なく、引き落とし回数の少ないところだと1日に1度しか引き落としされないところもあるくらいです。
また、引き落とし時間も銀行によって違い、日にちが変わってすぐに引き落とされる銀行もあるので、引き落とし当日に入金しても間に合わないこともあるのです。
口座振替は、1円でも足りないと引き落とされません。
口座振替で失敗しないように、指定した金融機関で引き落とし時間や回数を確認しておくといいですね。
さらに、慌てないためにも、返済日の前日までに引き落としの指定口座に入金しておくのが安心です。
初回の返済はいつから?返済の開始日は初回借入日で決まる?
カードローンの返済の失敗で意外と多いのが、初回返済日の返済です。
借入した翌月の返済日から開始でしょ?と思っていませんか?
ところが、カードローンの初回返済日は、カードローン会社によって違い、借入したタイミングによっては借入した月の返済日から返済が始まることがあります。
それは、カードローンには、月々の返済額を確定するための「締め日」があるから。
締め日は、返済方法や返済日によって違うので、約定日制で返済する場合は、自分契約した返済方法の締め日がいつなのかを知っておかないといけません。
ただし、返済方法が35日サイクル制の場合は、初回借入日の翌日から35日目までの自分の都合のいい日から開始すればいいので、失敗することはありません。
初めての返済から失敗しないために、カードローン会社ごとの返済額確定日を紹介します。
カードローン会社ごとの返済開始のタイミング一覧
消費者金融
アイフル
- 返済額確定日
毎月16日
アコム
- 返済額確定日
・毎月指定期日で返済の場合・・・指定した返済日の前日
・口座振替の場合・・・・・・・・20日
プロミス
- 返済額確定日
返済日の前日
ただし、初回返済開始は初回借入日によって決まります
- 返済額確定日
返済日 | 初めての借入日 | 初回返済日 |
---|---|---|
毎月5日 | 1日~19日 | 借入日の翌月の5日 |
20日~末日 | 借入日の翌々月の5日 | |
毎月15日 | 1日~末日 | 借入日の翌月の15日 |
毎月25日 | 1日~9日 | 借入日と同月の25日 |
10日~末日 | 借入日の翌月の25日 | |
毎月末日 | 1日~14日 | 借入日と同月の末日 |
15日~末日 | 借入日の翌月の末日 |
SMBCモビット
- 返済額確定日
返済日の2日または3日前
ただし、初回返済開始は初回借入日によって決まります
- 返済額確定日
返済日 | 初めての借入日 | 初回返済日 |
---|---|---|
毎月5日 | 1日~19日 | 借入日の翌月の5日 |
20日~末日 | 借入日の翌々月の5日 | |
毎月15日 | 1日~末日 | 借入日の翌月の15日 |
毎月25日 | 1日~9日 | 借入日と同月の25日 |
10日~末日 | 借入日の翌月の25日 | |
毎月末日 | 1日~14日 | 借入日と同月の末日 |
15日~末日 | 借入日の翌月の末日 |
銀行
新生銀行
- 返済額確定日
・自動引き落としの場合
引き落とし日が14日の場合・・・前月25日頃
引き落とし日が27日の場合・・・同月10日頃
・都合のいい日を1日選択した場合
返済日の15日前
ただし、初めての返済は初回借入日から返済日まで14日間以上あるかどうかで決まる。
14日以上ある場合は借入月と同月
14日未満の場合は翌月の返済
みずほ銀行
- 返済額確定日
約定返済日・返済額確定日共に毎月10日
ただし、初めての返済は初回借入日と返済額確定日が同月で10日までに借入をした場合は翌月から返済開始
初回借入日が10日を過ぎてからの場合は翌々月から返済開始
三菱東京UFJ銀行
- 返済額確定日
返済日の前日
楽天銀行
- 返済額確定日
約定返済日の15日前
オリックス銀行
- 返済額確定日
返済日14日前の午前3時時点
住信SBIネット銀行
- 返済額確定日
毎月月末日
利息は日割り!約定返済額の元金部分を増やすには期日前返済
カードローンは、利用限度額内なら何度でも自由に借入ができるのが特長ですが、自由に返済できるのも特長の1つです。
給料日までの数日を借りた場合や週末だけ借りてすぐに返せる場合などは、返済日を待たずに返すほうが、金利の負担が少なくて済みます。
でも、すぐに全額返せない場合でも、返済日を待たずに約定返済ができる「期日前返済」がおすすめです。
期日前返済とは、約定返済日のおよそ10日~14日前に返済すること。
いつでも好きな時に好きな金額を返済する随時返済(繰り上げ返済)とは違い、期日前返済期間の返済は約定返済とみなされます。
余裕ができた時に随時返済すれば、わざわざ期日前に返済しなくても・・・と思った人もいると思います。
でも、カードローンを賢くお得に利用するには、期日前返済をした方が断然お得です、
その理由は、カードローンの金利は日割りで計算されるから。
カードローンの金利は、年率で表示されていますが、実際の金利の支払いは年払いではなく、日割り計算された金額を月々の返済額から差し引いています。
そのため、約定返済日を待たずに返済した日数分の金利は、元金にあてられるので、約定返済日に返済するよりも、元金が早く減るのです。
たとえば、年率18%で10万円借りて、月々の返済額が5,000円の場合は、30日間の利息は1,479円なので、元金の返済は3,521円です。
期日前返済で、10日早く返済すると20日間の利息でいいので利息は986円で、元金の返済は4,014円になるので、493円も多く元金が減るということ。
ただし、期日前返済は、どこのカードローン会社でもできるわけではありません。
また、返済方法が口座振替の場合は、期日前返済をしても約定返済日の引き落としを止めることはできないので、引き落としされないと返済事故になるので、カードでの約定返済をしている人におすすめします。
期日前返済ができるカードローン会社一覧
会社名 | 期日前返済の期間 |
---|---|
アイフル | 定返済日の10日前から可能 |
アコム | 約定返済日の14日前から可能 |
新生銀行 | 返済日を含め約定返済日の14日前から可 |
三菱東京UFJ銀行 | 三菱東京UFJ銀行 返済日を含め約定返済日の14日前から可能 バンクイックは、返済方法が口座振替の場合でも、約定返済日の引き落としが止まるため期日前返済が可能 |
オリックス銀行 | 返済日の14日前から可能 |
元金を減らさないと借金が減らない!余裕がある時は随時返済を
カードローンは、計画的に利用しないと返済期間が長くなればなるほど、利息がかかるので利息の負担が多くなってしまいます。
月々の返済額が少ないところは、返済は楽に感じますが、元金が減らないので、ダラダラと長く借りることになり、支払総額が多くなってしまうのです。
カードローンの月々の返済額は、利用残高によって決まりその金額が最低返済額になります。
最低返済額以上であれば、いくら返済してもいいのですが、返済方法が口座振替の場合は、金額を変更して引き落としをしてもらえないので、最低返済額しか返済ができません。
しかし、どこのカードローン会社でも約定返済とは別に「随時返済(繰り上げ返済)」ができるので、余裕がある時には随時返済することをおすすめします。
随時返済の返済額はいくらでもかまわないのですが、カードローン会社によっては随時返済に金利が含まれるところもあります。
その場合は、金利以上の返済額の返済が必要です。
カードローン会社ごとの随時返済の内訳一覧
会社名 | 返済額の内訳 |
---|---|
アイフル | 全額元金にあてられる |
アコム | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
プロミス | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
SMBCモビット | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
新生銀行 | 全額元金にあてられる |
みずほ銀行 | 全額元金にあてられる |
三井住友銀行 | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
三菱東京UFJ銀行 | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
楽天銀行 | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
オリックス銀行 | 最終返済日の翌日から随時返済までの日数分の利息が差し引かれ、残りが元金にあてられる |
住信SBIネット銀行 | 全額元金にあてられる |
うっかり忘れると大変!返済日が近づくとメールで教えてくれる?
カードローンの返済は、1日でも遅れると遅延損害金が発生するうえに、信用情報にも影響があるので、遅れずに返済しないといけません。
しかし、返済方法を35日サイクル制や約定返済日制(毎月指定期日)でATMからカードで返済している人の場合、うっかり忘れてしまうということもあります。
そんな人のために、返済日が近づくとメールで返済のお知らせをしてくれるサービスを行っているカードローン会社もあります。
事前に登録しておけばメールが届くので、メールが届いた時に返済をすれば遅延にならずに済みますよね。
さらに、嬉しいことに、登録費用も一切かかりません。
カードローン会社ごとのお知らせメール内容一覧
会社名 | 内容 |
---|---|
アイフル | aiメール 支払い期日の3日前に届き、返済額も知らせてくれる |
アコム | eメールサービス 返済期日の3日前と当日に届く。 さらに返済後にも届くので、遅延期間が短くて済みます。 |
プロミス | ご返済日お知らせメール 配信日時は自分が送ってほしい日時を自由に設定 |
新生銀行 | メールお知らせサービス 返済日3日前に返済額と返済日のお知らせが届く 返済後も返済状況のメールが届く |
三井住友銀行 | 電子メールお知らせサービス 返済日の前営業日に届く |
三菱東京UFJ銀行 | Eメールサービス 返済期日の3営業日前に届く |
オリックス銀行 | ご請求金額確定ご案内メール 返済額確定日に届く |
住信SBIネット銀行 | 月末時点で借入残高がある場合は翌月1日に約定返済日と返済額をメールで知らせてくれる |
カードローンの利用は忘れず返済が鉄則!かしこい返済で便利に活用
カードローンを賢く便利に利用するには遅れず返済するのが鉄則。
カードローンは利用限度額内なら何度でも自由に借入ができる便利なカードです。
自由に借りれるからこそ、計画的に利用しないといけません。
カードローンの返済で失敗せず、賢く便利に利用するには以下のような利用を心がけましょう。
カードローンを賢く便利に利用するには
- 返済日に遅れない
- すぐに返せる金額を借りる
- 返済日を待たずに返済する
- 利用残高を増やさない(借り過ぎない)
- 随時返済(繰り上げ返済)も併用する
カードローン会社を選ぶ時に、月々の返済額の負担が少ないところを、ついつい選びがちです。
しかし、借入期間が長くなるほど利息の負担は大きくなり、返済が進まなくなります。
カードローンは、たくさん借りたからといって、利用残高が多いからといって、信用が上がるわけではありません。
たとえ借入金額が少なくても、遅れずきちんと返済することこそが、信用度アップへの近道です。
約定返済日を守ることは大事ですが、返済できる時は返済日を待たずに早め早めの返済が、カードローンを上手に賢く利用するコツです。