カードローンの返済遅延は契約違反?遅れただけでブラックになる?

カードローンを利用する上で、最も大事なのが『返済』

 

しかし、急にケガや病気で入院して、入金ができない。

ついうっかり引き落し口座に入金し忘れて、残高不足で引き落とせないということも・・・

 

そんな時、どこに連絡すればいいか知っていますか?

 

また「家に取り立てに来られたら・・・」や「カードローンが利用できなくなるのでは?」「一括返済になるの?」など不安や疑問がたくさんありますよね。

 

そこでここでは、カードローンの遅延について紹介したいと思います。

 

遅延って何?遅延と延滞はどう違う?遅延とは

カードローンに限らず、クレジットカードや住宅ローンなどの、ローンの返済に関することでよく耳にするのが「遅延」と「延滞」

 

どちらもローンの返済で絶対にしてはいけないことなのですが、遅延と延滞では、延滞の方がより悪い状態といえます。

 

遅延とは、決められた返済日に返済せずに遅れている状態のこと。

 

カードローンでは、月に一度必ず返済しないといけない約定(やくじょう)返済日があり、その日に1日でも遅れると遅延となります。

 

遅延とみなされる期間は、再支払い日を設定して再支払いをする日までです。

 

しかし、再支払い日を設定したにもかかわらず再支払いをしない場合や、返済がないまま連絡がつかず遅延が続いている状態になると「延滞」になります。

 

ようは、遅れても短期間でちゃんと返しているか、遅れたままになっているかどうかで、遅延か延滞かが決まるということ。

 

カードローン会社にとって、遅延も利用者の信用度を下げますが、延滞はさらに信用度を低くしてしまうので、遅延や延滞にならないように利用しないといけないのです。

 

遅れそう!遅延してしまった時に、まずするべきことは?

カードローンの返済は必ず約定返済日にしないといけませんが、返済日をうっかり忘れて遅れてしまったり、返済日とわかってはいるけど、どうしても遅れそうな時もありますよね。

 

そんな時は「遅れそうだなぁ」「遅延してしまった」と困っていないで、とにかくカードローン会社にまず電話です。

 

なぜなら、もちろん遅延はいけませんが、わかった時点で素早く連絡をして、返済する意志があることを示すのが大事なのです。

 

また、電話をすることで、自分にとっての不利益を最小限におさえられるという、メリットもあります。

 

頻繁に遅れる人の場合は、あまり効果がないかもしれませんが・・・

 

前もって遅れることがわかっている場合は、カードローン会社によっては、一時的に日にちの変更をしてくれるところもあるので、連絡をして相談してみましょう。

 

新生銀行カードローンレイクの場合は、電話だけでなく、返済日の3日前から会員ページの「ご返済予定の確認・登録」メニューから、返済予定日の変更が可能です。

 

ただし、返済日は遅らせてくれますが、遅延損害金は発生するので注意しましょう。

 

カードローン会社は、とにかく連絡がつかないことを嫌がります。

 

怒られるんじゃないかと不安に思う人もいると思いますが、返済が遅れる時や遅れてしまった時は、自分からなるべく早く連絡をすれば、どうすればいいかをきちんと教えてくれ、相談にものってもらえるので、迷わず連絡してください。

 

返済日に1日でも遅れると発生する遅延損害金はいつ払う?遅延損害金とは

カードローンの返済が遅延になっても、再支払いすればいいだけだと思っていませんか?

 

しかし残念ながら、遅延するとペナルティーがあります。

 

カードローンで遅延した時のペナルティーとは「遅延損害金」のことで、通常の借入金利よりも利率が高く、通常の利息とは別に支払わなければいけない利息です。

 

通常の金利より高いって、遅延損害金の利率はいくらなの?どうやって支払うの?と不安になりましたよね。

 

遅延損害金も通常の金利と同様に、利息制限法で上限金利が決まっているので、法定金利以上の利息を請求されることはないので安心してください。

 

そのため、遅延損害金の利率は、ほとんどのカードローン会社が、利息制限法の最大の上限利率である年率20%です。

 

また、遅延損害金の支払いは、約定返済日の翌日から遅れている返済額を再支払いする時までの日数分を、再支払いの時に加算して支払います。

 

〈カードローン会社ごとの遅延損害金の利率一覧〉

会社名遅延損害金利率通常金利
消費者金融
アコム年率20.0%年率3.0%~18.0%
アイフル年率20.0%年率4.5%~18.0%
プロミス年率20.0%年率4.5%~17.8%
モビット年率20.0%年率3.0%~18.0%
銀行
三井住友銀行カードローン年率19.94%年率4.0%~14.5%
三菱東京UFJ銀行 
バンクイック
保証会社の保証料を含む、限度額で決まった年率と同率年率1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン年率19.9%エグゼクティブプラン
年率3.5%~7.0%
コンフォートプラン
年率4.0%~14.0%
楽天銀行 スーパーローン年率19.9%年率1.9%~14.5%
オリックス銀行カードローン借入残高に対してのその時点の利率+2.1%(年率)年率1.7%~17.8%
住信SBIネット銀行
MRカードローン
なしスタンダードコース
年率8.99%~14.79%
プレミアムコース
年率1.59%~7.99%

 

遅延の期間が長くなると負担が大きくなる!遅延損害金の計算方法

カードローンの遅延損害金の利率は、上限金利いっぱいに設定されているところが多いので、どこもとても高いです。

 

せっかく低い金利で借りていても、返済が遅れると高い遅延損害金が発生してもったいないですよね。

 

遅延損害金は、通常の利息の計算と同じ日割りのため、一日~二日の遅れならそんなに大きな負担にはなりません。

 

しかし、遅延損害金は遅延した返済額に対してではなく、借入残高全額に対して遅延損害金の利率を掛けてでた金額の支払いです。

 

そのため、借入残高が多いと短い期間でも負担は大きくなり、1日でも早く再支払いしないと、再支払いするまで発生し続ける遅延損害金は、大きな負担になってしまうのです。

 

〈遅延損害金の計算方法〉

※うるう年の時は366日で計算。

 

上記の要領で自分で遅延損害金の支払い金額を算出できますが、カードローン会社に遅延の連絡をした時に、遅れた返済と一緒に支払うことを告げれば、支払予定日を聞かれ遅延損害金を加算した金額を教えてくれます。

 

遅延になりやすいのは返済が初めての人?長期間借りてる人?

初めてカードローンの申し込みをする人のなかには、返済が遅れる人は借りすぎて返済が追いつかなくなった人で、自分は遅れることなく返済できると思っている人もいると思います。

 

ですが意外にも、初めての返済で遅延になる人がけっこういるのです。

 

その理由は、初めて借入した日によって返済が始まるタイミングが決まるから。

 

毎月の返済日はカードローン会社によって、自分の都合の良い日を設定できるところや、いくつかある返済日から選ぶところ、契約方法によって選べるところ、日にちが決まっているところとさまざまですが、契約時に決まります。

 

しかし、返済が始まるタイミングは、初めて借入した日によって決まるため、借入した月から始まることもあり、初めての返済日だと気付かずに遅延になる人もいるのです。

 

あたりまえですが「初めてだから遅れても仕方ないよね」とはカードローン会社は言ってくれないので、もちろん遅延になります。

 

カードローンの利用が初めての人は、初めて借入した時に返済が始まるタイミングをしっかり確認しておきましょう。

 

返済が遅れた時にカードローン会社がする催促方法

カードローンの返済が遅れた時に心配になるのが、自宅や勤務先に電話がかかってくることではないでしょうか。

 

たしかに、カードローンの返済が遅れた時は、まず電話がかかってきます。

 

しかし、カードローンは申し込み時に、自分が連絡を希望する番号を登録できるので、携帯やスマホにしておけば、自宅や勤務先に電話がかかることはありません。

 

ただし、かかってきた電話に出ない場合や折り返しの連絡を入れないなど、なかなか連絡が取れない場合は、自宅や勤務先に電話があります。

 

特に携帯の受信設定をしている場合は連絡がつかないので、連絡先を指定していても自宅または勤務先に電話をされてしまいます。

 

そもそも遅延しなければいいのですが、遅延以外でも電話連絡があることもあるので、心配な場合は受信設定を解除しておきましょう。

 

遅延の催促は基本的に電話ですが、何度かけてもつながらない場合や、折り返しの電話がない場合は、ハガキや封書でも催促されます。

 

家族や会社に知られたくない人は、放っておかずに、自分から連絡するようにしましょう。

 

〈入金のお願いの連絡手順〉

入金のお願い

 

〈自宅の電話番号を登録していない場合〉

 

ハガキや電話の催促を放置するとどうなる?遅延でブラックになる?

カードローンの返済に遅れると、遅延情報が信用情報機関に登録されますが、なかにはブラックになると思っている人もいますよね。

 

実際にはブラックリストというものはありませんが、信用情報に延滞の情報や債務整理・自己破産などの、返済能力に問題があるという情報が載っていることをブラックと呼んでいるのです。

 

遅延の情報ももちろん登録されますが、その時点ではブラックではありません。

スポーツで言えば、イエローカードのような状態です。

 

しかし、度重なる遅延や、遅延のまま連絡もせず放置し、電話や書面の督促も無視して61日以上または3ヶ月以上の延滞になると、ブラックになります。

 

遅延はもちろんしてはいけませんが、万が一遅延になった場合は、少しでも早くカードローン会社に連絡をして再支払いすれば、ブラックにはなりません。

 

ブラックになると、強制解約や一括返済になることもあるので、遅延になると怒られるんじゃないかと放置する人もいますが、怒られることはないので、とにかく連絡をしましょう。

 

たとえすぐに支払えなくても、遅延の段階でカードローン会社に連絡をすれば、延滞にならないように返済の相談にものってもらえるので、迷ってないで電話するのが一番です。

 

遅延を放置すると取り立てが来て怖い思いをする?

一昔前は、自宅や勤務先にしつこい電話や脅迫による取り立てがあり、借金を返せないと怖い目に合うイメージでしたよね。

 

たしかに昔は、昼夜を問わずしつこい電話や取り立て、嫌がらせなどがあり、借金を苦に自殺者が出たくらいです。

 

しかし、今は遅延したからといって、返せないからといって、しつこい電話や脅迫による取り立てなどは、一切ありません。

 

その理由は、2006年(平成18年)から段階的に行われた、貸金業法の改正にともない、借金の取り立てについても厳しい法律ができたからです。

 

そのため、まったく電話連絡もつかず、送った書面も戻ってくるようなことがない限り、自宅や会社に訪問されることはありません。

 

ただし、連絡がつくまでは、何度も電話や書面は届きます。

 

連絡を先延ばしにすれば、遅延損害金もどんどん増えていくので、放っておかずにできるだけ早く連絡をとるようにしましょう。

 

遅延や延滞にならないための工夫も必要

うっかり入金を忘れて遅延になったり、どうしても遅れてしまうこともありますよね。

 

でも、ついうっかりも積み重なると返済能力の低い人になってしまいます。

 

たとえ遅れて返済しても「遅れてでもちゃんと返済する人」とは見てもらえないので、遅れずに返済できるようにする工夫も大事です。

 

たとえば、返済方法をカードでATMから自分で入金する方法の場合は、よほど返済する意識を強く持って返済日や返済額を把握していないと、うっかり忘れてしまい、遅延を繰り返すことにもなりかねません。

 

自分は意志が弱いなぁと思う人は、強制的に返済ができる口座振替(自動引き落とし)を選ぶのも遅れず返済するための工夫です。

 

他にも、返済日を給料日に近い給料日後に指定したり、給料の振込口座を引き落とし口座に指定するなど、ほんの少し工夫するだけで、遅れずに返済ができるのです。

 

また、カードローン会社によっては、返済日が近づいたことをメールで知らせてくれるサービスがあるところもあるので、利用することをおすすめします。

 

初めてカードローンの申し込みをする時は、金利や利用限度額の方が気になると思います。

 

しかし、自分の生活スタイルに合った返済方法や返済日かどうかも、カードローンを便利に利用するためにはとても大事なことです。

 

申し込みをする時に、返済についてもしっかり考えて、自分に合ったカードローン会社を選ぶのも、遅延を防ぐための工夫で一番大事なことです。

 

遅れず返済が基本!遅延した時は早めの連絡で傷を最小限に

借りたものを返すのはあたりまえのことですよね。

 

家族や友達からお金を借りた時は「ごめんね。少しだけ待って」で済むかもしれません。

 

しかし、カードローンで借入した場合は、信用情報に遅延が登録され、遅延損害金が発生します。

 

そのため、連絡が遅れれば遅れるだけ、遅延損害金の負担も増え、最悪の場合はブラックにもなりかねないのです。

 

カードローンで借りたお金は、遅れず決まった返済日に返済するのが基本です。

でも、遅れることもありますよね。

 

万が一、遅れる時、遅れた時、返せない時は、早い段階で連絡をするのが、負担や傷を最小限でおさえる唯一の方法です。

 

一番やってはいけないことは、カードローン会社からの連絡を無視すること。

 

遅延しないに越したことはありませんが、遅延になった時は、放っておかずにとにかく早く連絡しましょう。

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